数週間前から、ツイッターやフェイスブックなどで、クリスティナ・フェルナンデス政権に反発するデモ「8Nのカセロラッソ」の呼びかけがありました。
その理由はいろいろ、治安の悪化や報道の抑制、インフレ率の上昇や憲法改正の再選反対など。
今のアルゼンチンは、クリスティナ派、反クリスティナ派に分かれています。
我が国の中流階級は余り政府に関する事には携わらない人たちですが、このままでは、アルゼンチンはとんでもない国になると思い、多くの人たちが大統領に怒りを表現したのが、このデモです。
2001年のデフォルト宣言が起こる前に行われたデモ以来の大規模抗議デモです。
労働組合が強制的にメンバーを参加させ、オーガナイズする危ないイメージのデモではなく、今回は一般市民のおじさん、おばさん、おねえさんやおにいさん、そして子供まで参加しました。
夜8時ごろ、ブエノスの様々な地区の交差点で集まり、そこからオベリスクまで鍋を叩きながら行進しました。
地方都市そして多くのアルゼンチン人が住んでいる海外の都市でも行われました。
私と友人は、8時の集合には間に合わなく、9時半頃、オベリスクにたどり着きました。この時点では、70万人はいませんでしたが、まだまだ、アルゼンチンの旗を持ちながらプロテストしている人たちや、「「自由に表現」「クリスティーナ、出て行け」「再選反対」「アルゼンチンはドン底に落ちている」「嘘にうんざり」などの看板が見かけられました。
水色と白の旗やアルゼンチン代表のシャツを着て、まるでアルゼンチン代表のサッカー試合を見に行くお祭りの雰囲気でした。
水色と白の旗やアルゼンチン代表のシャツを着て、まるでアルゼンチン代表のサッカー試合を見に行くお祭りの雰囲気でした。
嘘にはうんざり! |
クリスティーナ出て行け! |
イギリスのTHE TELEGRAPH が掲載した記事とビデオです。(英文)