8月21日に始まったブエノスアイレスタンゴ世界選手権は、28日にサロン部門決勝が行われ、翌日の29日にステージ部門の決勝が市内のルナパーク会場で行われました。
サロン部門決勝に通過した41組が10組ずつステージに上がり、踊る3曲が発表され、踊ります。今回は4ラウンドありました。
ステージ部門決勝に進出した20ペアが1組ずつステージに上がって、それぞれ自分たちが選んだ曲を踊ります。
サロン部門
1位 Facundo
de la Cruz Gomez Palavecino と Paola Florencia Sanz
ブエノスアイレス代表、準決勝を3位で通過したペアです。
ブエノスアイレス代表、準決勝を3位で通過したペアです。
2位 Maximiliano
Cristiani とFatima Vitale
ブエノスアイレス市大会でサロン・アダルト部門とミロンガ部門、両部門で優勝したペアです。
ブエノスアイレス市大会でサロン・アダルト部門とミロンガ部門、両部門で優勝したペアです。
マクシは「嬉しいけど悔しい複雑な気持ち」、ファティマは「優勝したかったけど嬉しい」と答えています。
3位 Diego
Ortega と Aldana Silveyra (ブエノスアイレス州代表)
ディエゴは2010年にステージ部門で日本人のチズコと優勝したアルゼンチン人です。「今回は初めてサロン部門で出場したので3位は嬉しい。1年半前から彼女と踊っています。」
アルダナはダンスのパートーナーだけではなく、人生のパートナーです。
アルダナはダンスのパートーナーだけではなく、人生のパートナーです。
ミロンガチャンピオンペアのアルゼンチン人ダンサークリスティアンと日本人ダンサーのナオ(準決勝を2位通過)は14位でした。1ラウンドで踊りました。白のドレスを着ているのがナオさんです。
日本人ペアのヒロミとナツは(39位通過)は25位でした。4ラウンドで踊りました。
10組を紹介してから3曲踊ります。
10組を紹介してから3曲踊ります。
ステージ部門
1位 Cristian SosaとMaría Noel Sciuto
ブエノスアイレス市代表ですが、アルゼンチン人とウルグアイ人のペア
ブエノスアイレス市代表ですが、アルゼンチン人とウルグアイ人のペア
「歌入りの曲を選んだのは、ステージではあまり自信がなかったので、楽しく踊ろうという想いだけでした」
2位 Eber Alejandro Burger と Yésica Lorena Lozano
Elias(ブエノスアイレス州代表)
「今年のレベルは高かった」「今年はみんなが選ぶプグリエセの曲ではなく、ダリエンソの曲を選びました」
3位 Cristian David Correa と Sabrina Amuchastegui(コルドバ州代表)
「タンゴポルテーニョ」というタンゴショーで働いていました。一緒に踊っているのはまだ5ヶ月なので、3位になったのは本当に嬉しいです。」
* クリスティアンは去年の大会でステージ部門では2位になりました。
アルゼンチン人と日本人ペアのクリスティアン&ナオ(準決勝4位通過)は6位でした。
日本人ペアのゲンタ&マナ(18位通過)は13位でした。
応援していたアルゼンチン人ペアのナイルちゃんとニコラスペア(予選と準決勝1位通過)は4位でした。選曲はFor Ever Tango バージョンの「ワタシ」
今、アルゼンチンで最も尊敬されているタンゴダンサーのマリア・ニエベスさんと今までのチャンピオンたちのダンスです。彼女からのチャンピオンたちへこんなメッセージを → 「タンゴは私にとって人生、気持そのもの。心の中にあるもの。あなたたちはチャンピオンだね、でもそれを信じたらいけない。あなたたちはプロになるのを学ばないといけない。全分野で。ダンスだけではなく、人生でも。空中ではなく、もっと床で踊らないといけない。」
2008年にサロン部門で優勝されたヒロシとキョウコと2010年にステージ部門チャンピオンになったチズコさんも出場されました。
*チャンピオンたちと踊った後、彼女と踊るダンサーは元パートナーのホアン・カルロス・コペス氏
これはファンが観客席から撮影したサロン部門決勝戦で踊ってくれたマエストロたちのグロリアとエドアルドペアが踊った場面です。「vamos maestro! バモス マエストロ!」と観客から聞こえてきます。 →グロリア&エドアルド タンゴサロン部門決勝戦