CASA FOA 展示場は、アルゼンチンのトップ建築家、インテリアデザイナー、造園家がブエノスアイレス市や郊外にある歴史ある建物、工場や屋敷を改装して作った場所で、最新インテリアデザインが見られる所となっています。これらの建物はその後、文化センターや博物館、会場やロフトになり、ブエノスの街の雰囲気を変えていきます。マデーロ地区の赤レンガの建物や競馬場のタッターソールや観覧席がその例です。
今年は、ボカ地区の観光名所・カミニートから車で5分の所にある、1883年に建築された元繊維工場のアルパルガッタが「MOLINA CIUDAD」という名前で改装されました。この建物の1階と2階の7500m2のスペースが展示場に使用されています。将来はオフィス、ロフト、アートギャラリーや店舗が並ぶ予定で、この地区を活性化する役割を果たしています。
1985年からFOA財団(アルゼンチン眼科財団)が主催するこのイベントは、今年で29回目です。今回は、この入場料全額はアルゼンチン北部、ツクマン州のアンファマとニョルコ地方の村の医療の為に使用されます。
毎年、インテリアデザイナーや学生、デザインやアートに関心を持つ多くの方々がこのCASA FOA展示場を訪れますが、デザインについて何も分からない私みたいな人も行きます。
1階はカフェテリア、インテリアやバッグ、ハンドメード石鹸を販売しているブースなどがあり、2階に上がると、プチホテルのロビー、リビング、書斎、キッチン、子供の部屋、男性部屋、赤ちゃんの部屋やロフト、スパやテラス、デザインスタジオやホームオフィス、チェフのキッチンなどのスペースが見れます。
「自分の家にもほしいな」と思ったら、各スペースにパンフレットが置いてあるので問い合わせできます、また時間によって、インテリアデザイナーや建築家とも直接話ができます。
早くも今から、「来年のCASA FOA 展示場はどこの建物が改装されるのか」と、楽しみにしている人もたくさんいる事でしょう。
入場料: 1人60ペソ (火曜日は1人30ペソ)
展示期間: 9月7日~10月14日まで毎日オープン
開館時間: 12時~20時
詳しくはここを参照してください(スペイン語のみ)→ www.casafoa.com