フォークランド(マルビーナス)諸島は野生動物や鳥類の楽園です。
町に一番近い楽園・ジプシーコーブ
町のスタンレーから北西6km離れたジプシー入り江((Gypsy
Cove) でマゼランペンギンの繁殖地があります。ここはフォークランドへの訪問者がペンギンに遭遇する最初のものです。
時間があった私たちは、2時間半かけて歩いて行きましたが、簡単にタクシーが手配でき、市内からは15分のドライブです。
町中の道、空港への道路、1913年に座礁した鋼鉄製の船Lady
Lizがそのまま放置されており、付近は鳥がたくさんいます。
ヨーク湾は白い砂浜と海浜性の植物が覆っている美しい土地です。でも、入り江の近くは地雷があるので、遊歩道から出たら危険です。1982年フォークランド紛争当時、イギリス軍はこの入り江から上陸すると思われていたので、アルゼンチン軍は沿岸沿いを地雷を仕掛けました。
マゼランペンギンは春に(9月ごろ)現われ、4月頃北へ向います。ここには約200匹のペンギンが生息していると言われています。
キングペンギンの楽園・ボランティア ポイント
南極へ行った時、ヒゲペンギンやゼンツーに会いましたけど、キングペンギンはいませんでした。フォークランドで最大のキングペンギンコロニーへ行くとは思いませんでした!
キングペンギンの営巣地、ボランティアポイント(Volunteer Point)は首都スタンレーから日帰り観光できるところです。マゼランペンギンとジェンツーペンギンもいます。
しかしオフロードの悪路なので地元民の4WDで3時間かけて行きます。タクシーやレンタカーでは行けません。
私たちもこんなハプニングにあいました。
キングペンギンはペンギンの内2番目に大きいです。ここには1000匹生息しています。体長が85~95cm。通常のペンギンの2倍ぐらいの大きさ。フォークランド諸島とサウスジョージア以外ではなかなか見れません。
ゼンツーペンギン |
ここにもゼンツーが! |
その他の小さな島も楽園!
シーライオン島は古くから羊の放牧が行われていた島ですが、ウールの価格下落と共に、放牧は衰退し、現在は野生動物、鳥類の宝庫になっています。イワトビペンギン、ゼンツーやマゼランペンギン、像アザラシやオタリアの生息地です。セスナーでスタンレーから40分。
西フォークランドの北西に位置するぺブル島には5種類のペンギンが生息し、フォークランド一番長い長い砂浜があります。
サウンダース島にも4種類のペンギンそしてマユグロアホウドリが生息しています。ネックとよばれる細くなったっ場所は海鳥やイルカが見られます。
カーカス島はジェンツーペンギンとマゼランペンギンのコロニーがある島です。